top of page
  • 執筆者の写真FLOW JAPAN

030_子なしの女性が抱く「罪悪感」

更新日:2022年3月12日



Show Note


1.5月無料カウンセリングで気づいたこと



2.罪悪感にはどんなものがあるのか



3.どういう人が罪悪感を抱きやすいのか



4.罪悪感を手放す方法







1.5月カウンセリングで気づいたこと

5月から始まった毎月5名に送る1時間無料カウンセリングは応募も多数となり、6月の募集枠をご案内させていただいた方もいました。6月の応募は締め切りとさせて頂きますが、

7月も初旬頃で実施期間を設けますので、ご興味のある方はホームページの最新ニュースにて確認してください。

無料カウンセリングご希望の方は直接Email ( flowjapan.general@gmail.com ) もしくはホームページのメッセージフォームより「無料カウンセリング希望」と明記の上、メッセージください。


さて、今回5名の女性のカウンセリングを通して気づいたことは、

共通して抱く感情がひとつあったことです。それが今回のテーマである「罪悪感」

その罪悪感が縛りとなって、前が見えなくなったり、自分のやりたいことを制御してしまうself limitingになってしまっていました。


今回カウンセリングをさせていただいた女性は子供を望んでいたけど授からなかった女性ですが、子供を産まない選択をした女性や未婚女性の方の中にも罪悪感を抱いて、生きづらさを感じている方も多いと思います。


罪悪感とは「申し訳ない」「自分のせい」自分を責める心理的感情をさします。

罪悪感があると「自分は罰せられるべき」とか「自分は幸せになるに値しない人間」という発想にどんどん紐がもつれていってしまう。

それが自己嫌悪、自尊心の低下や自分を素直に愛せないことにつながるんです。


物事には様々な解釈があるにも関わらず、すぐ自分と結び付けてしまい、

その結び目がいろんな感情と絡みあい、紐が解けなくなっていく。。。

そしてどことなく生きづらさを感じてしまう思考ループに陥るんです。


それを一つ一つゆっくり紐解いていくお手伝いをするのが、カウンセラーやパーソナルコーチの役目だと思っています。


ただプロにお願いする前に、自分でできることもあります。

今回はその罪悪感の絡みを自分でどのようにして紐解いていくか、私Mayumi自身の経験も交えつつ紹介したいと思います。




2.罪悪感にはどんなものがあるのか

子供のいない女性の背景は様々ですが、それぞれに罪悪感を抱いている場合があります。

それは例えば :


未婚女性

◉ 親への罪悪感 「親孝行できていない、安心させてあげられていない」

◉ 自己否定 「自分がこんな人間だから結婚相手がいない」


産まないと選択した女性

◉ セルフダウト 「子供を望まない自分は自分勝手?」「自分は冷たい人間なの?」「自分のために時間やお金を使っている自分は自己中なの?


子供を望んだけど産めない女性

◉ しなかった罪悪感(後悔)

「早く検査にいっておけば」「早く妊活を始めていれば」

「あの時こうしていればこうならなかったかもしれない」

◉ した罪悪感(後悔)

「避妊薬を飲まなければ今頃。。。」 「あの時中絶をしなければ。。。」

「あの時あれをしていなければこうならなかったかもしれない」


◉ 夫や親への罪悪感

「夫をパパにしてあげられない」「親に孫の顔を見せてあげられない」

「妻、娘としての役割を果たせていない」


◉ 世間への罪悪感

自分はダメな人間で人生を楽しむに値しない」 

その思い込みで自分の人生を素直に楽しめず、生きづらさを感じている方がいます。


「友達はママ業で忙しいのに自分だけ、自分に費やす時間やお金がある。友達に申し訳ない」


「自分は社会に何も貢献できてない」


「親から授かった命のバトンを次に繋げることができない」



3.どういう人が罪悪感を抱きやすいのか

◉すぐ自分を責めてしまう癖がある人

「自分はダメな人間だから、こうなったのは自分のせい」

「病気になったのは体調管理をきちんとしなかった自分のせい」

「こんな私と結婚してしまった夫に申し訳ない」


◉ 自己評価が低い人

「自分には取り柄がなにひとつない」

「人に与えられるものが何もない」

自己評価が低い人にとっては他人がいくら褒めても、脳は情報を歪曲(ひねくれた)解釈をしてしまい、褒め言葉も皮肉に捉えてしまう。

◉ 他人と比べて努力が足りないと思ってしまう人

「自分にはがんばりが足りない、根性がない」

「不妊治療も他の人は諦めず頑張っているのに、年齢的に可能性はあるはずなのに諦めてしまった」


◉ 完璧主義な人、責任感が強い人


「自分はダメな人間で人生を楽しむに値しない。

自分は社会に何も貢献できてない。

親から授かった命のバトンを次に繋げることができない。」

これらは全て言い換えると責任感が強いからなんでしょう。

曲がったことや白黒がはっきりしないことが苦手で

他人も自分自身の不完全さも受け入れにくい。



4.罪悪感を手放す方法


ではどう手放すのか?

ここでは私Mayumiがどのように罪悪感という自分を縛る鎖から解放され、 「謝りすぎない人生」を歩み始めたか、自身の経験も踏まえてお伝えします。

1. 根拠のない罪を捨てる


「それは本当に自分のせい?」

「不妊の原因は本当に自分がした過去の誤ちから?」

「自分の憶測ではないか」

「親や夫は本当に自分を責めるような言葉を発したの?」

実際に言われたことなのか、自分の思い込みではないか一度自問して確認する。


2. 最後に一回だけ謝る

手紙でも対面でも、申し訳ない相手に改めて一回謝ってみて、それを最後にすると自分に約束する。

本人が他界している場合は手紙を書いたり、心の中で謝ってもいいと思います。 それを最後に「謝る続ける人生」から解放されましょう。

今後は「ごめんなさい」と謝る前に「ありがとう」に言い換える文章を頭で考えて、言葉として発するようにしましょう。


例:こんな私でごめんなさい ー>私を受け止めてくれてありがとう

孫を見せてあげられなくてごめんなさい ー> 私の人生を尊重・応援してくれてありがとう

言った側も言われた側もココロがぽっと温かくなると思いませんか?

3. 自分を許す

自分を許せなければ、他人がいくら優しい言葉や褒め言葉をかけても響きません。

相手の言葉をストレートに受け入れられず、捻って受け入れてしまうので悪気がない言葉もネガティブや嫌味に捉えてしまいます。


罪悪感から解放され、自分を許すことができると素直に「ありがとう」とか「おかげさまでー」と答えられるようになるんです!

4. 他人に自分を置き換えてみる

例えば、罪悪感を抱いているのがあなたの愛する夫だとしたら、あなたはどうしますか?


夫:「俺はダメな人間だから、こうなったのは自分のせい。なんの取り柄もない。

こんな俺と結婚してしまったお前に申し訳ない。俺といてもお前は幸せになれない。」


こんな人とこれから毎日一緒に過ごせるかまず想像してみてくだい(笑)

「めんどくさーー」ってなりませんか?

実はこれが旦那さんに映る貴女かもしれませんね。

では、もし今後も一緒に人生を歩んでいきたいと思える相手だとしたら、

貴方はどんな言葉をかけますか? 相手を想像して声にだしてみてください。


その言葉が今貴女自身が聞きたい言葉なのかもしれません。


5. 自分のコントロールでどうにかなるものとならないものの判別をする


私の発信ではこのことをよく伝えているんですが、

人生には自分のコントロールではどうしようもできないものと、どうにか変えられるものがあります。これが罪悪感を抱える時には判別が難しくなるんです。


自分のコントロールではどうしようもできないものとして、例えば。。。


・他人の感情・言動

・他人の価値観

・他人の幸福度

・世界の変化

・天候やコロナ感染などによる生活への影響

・妊娠

・過去

・加齢


自分のコントロールでどうにか変えられるもの

・自分の感情・言動

・自分の価値観

・自分の幸福度

・自分のライフスタイルや働き方

・自分の体質

・自分の過去の記憶や捉え方

・自分の未来

・歳のとり方


これでわかるように、変えられる全ての物事は自分からなんです。

そしてその選択が貴女にはあるんです。


これは日常生活でも他人の過ちや不都合な行いを自分の選択によって許せることができる

許容範囲の拡大にも繋がるかもしれません。

相手や自分を許すことができると相手も自分の人生も受け入れることができ、

自分をもっと好きになれるかもしれません。


それにはまず自分のコントロールではどうしようもできない物事や修正できない過去の行いに降伏 surrender「お手上げ」をしてみること。



そうすることで「いやーあれは仕方なかったよね」「あの時はあれがベストの選択だったんだよね」と過去を少し許せるようになり、罪悪感は薄れてくるはずです。





最後に...


6. 罪悪感を抱いている人は自分に言ってあげてください


「私は人生を楽しむ価値がある」

夫婦で仲良くデートに出かけるのは悪い事じゃない


ちょっと贅沢な食事をすることはいけないことじゃない


自分のために時間やお金を使うことは自分勝手じゃない


休憩したい時に休憩するのは怠けてるわけじゃない





自分にOKを出してあげることで、自分を愛する「セルフラブ」につながると思います。

次回はそんな「セルフラブ」をテーマにゲストをお招きして対談したいと思います。




Click and listen!

キーワード

#罪悪感 #セルフダウト #自己否定 #セルフラブ #ポッドキャスト #カウンセリング #NLP #神経言語プログラミング

#コミュニケーション #夫婦 #不妊 #不妊治療卒業 #個人セッション



<お知らせ>

ココロとコトバのNLPパーソナルコーチMayumiが5名に毎月プレゼントする

1時間無料カウンセリングセッション!

7月の実施予定日は次回エピソードにてご案内します。


ご興味のある方は事前にメインページ下のメッセージフォームから「カウンセリング希望」と明記の上、メッセージを送信してください。

優先的にご連絡させて頂きます。






FLOW - Fulfilling Lives of Women

〜産まない産めない女性の幸せな人生計画


FLOWは周りや社会からの期待や固定観念から解放され、それぞれの状況に置かれた女性たちが自分らしい選択をし、人生を楽しく生きる、そんな女性の多様性やストーリーを応援するプラットフォームです。

様々な理由で子供のいない既婚女性、アラフォー独身女性、または不妊治療で悩む親友や姉妹をお持ちの方など、FLOWでは貴女の声をお待ちしています。


番組へのご意見・感想・コメントは↓下コメント欄にてお待ちしています。


bottom of page