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  • 執筆者の写真Mayumi

「いろんな生き方があっていい」ーー取材を終えて

更新日:2022年3月12日


朝日新聞記者さんに取材いただいた記事が、

11月27日午前7時ヤフーニュースに転載配信されたことがきっかけで

沢山の方に取材記事を読んでいただいたようです。


(配信元 withnewsの記事リンク


まずは記事をきっかけにフォローしていただいた方、

応援メッセージをくれた方、

本当にありがとうございました。


同時に、元々その記者さんの連載シリーズの一部であった

私の記事のみがヤフーに抜粋されたことで、ライターさんご自身の自己紹介内容や取材動機について読み手(不妊治療経験者)に対し、配慮の欠ける配信になってしまったようで、1,000以上のコメントで炎上してしまったようです。


主な炎上のもとは著者としてご自身の自己紹介に「二人目妊娠中」と残したことが不必要な情報であったと指摘。

そして望んでも授からなかった方達が記事を読んだ後に深く傷ついたというコメントが殺到。

そして最も多かったのが子どもが授からない女性に対して

「意図的にマウントをとっている」という捉え方でした。


ここで改めて、子どものいる人いない人を分ける溝が想像以上に深いことを実感したのと同時に FLOWの活動の意味を再確認できました。



私は取材に応じた本人ですが、マウントだとか不快に感じたことは一切ありませんでした。

もしご本人の意図的な行為だったとするなら、

ご自身の貴重な時間と妊婦の体でありながら休憩することもなく、

3時間も私の人生に耳を傾けてくれたでしょうか? 


そしてそれを何ヶ月もかけて当事者の気持ちを汲み取りながら記事にしてくれたでしょうか? 


例えそれが仕事だったとしても。


私は彼女に感謝しています。 

芸能人の高齢出産ニュースや不妊治療の成功事例に溢れる社会に、

彼女がマイノリティの声を拾って届けてくれたことを。



「経験していない記者が取材するべきではない」という意見もありましたが、私はそうは思いません。

おそらく記者さんが独身であろうと、男性であろうと、私の感謝の気持ちは同じだったでしょう。


どんなに想像力豊かな方でも経験したことのない苦悩や感情を完全に理解することはできません。

でも相手の生き方や考え方に興味を持ち、心情に耳を傾ける、知らないことを知ろうとする姿勢が多様性にあふれる社会で生きる私達にとって大切なんじゃないでしょうか。

もちろん私は、取材を受けた者として、そして当事者の気持ちを理解している者として、見出しタイトルや著者自己紹介も含め、最終チェックする機会を頂いていたら、読み手を配慮した配信になっていたかもしれませんね。 

メディアの意図や「からくり」は私には分かりませんが、配信にあたり、執筆、編集、配信、ヤフー転載までを全てをその記者さんが担当されたとは素人の私でも考えにくいです。 

これを機に、今後転載する際には関わる全員が細心の注意を払ってくれることでしょう。


そう期待しましょ。


最後に

パートナーがいる人いない人、子どもがいる人いない人、

いろんな生き方があっていいじゃない。


他人に納得してもらう人生より自分が納得する人生を楽みましょ。

そうすれば勝ち負けで人生を見なくなるはず。



シンガポールより愛を込めて


FLOW代表 ボレンズ真由美






𝙁𝙇𝙊𝙒 - 𝙁𝙪𝙡𝙛𝙞𝙡𝙡𝙞𝙣𝙜 𝙇𝙞𝙫𝙚𝙨 𝙤𝙛 𝙒𝙤𝙢𝙚𝙣

〜産まない産めない女性の幸せな人生計画

www.flow-japan.com


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