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  • 執筆者の写真Yoko Gross

ふたりでも悲しみは半分にならない理由

今年の母の日は5月8日。 その一週間前の5月1日、日曜日が 「子供を亡くした母の日」だと、

知っていますか?
















こんにちは! 自分らしさをアップデートするコーチングで 夫婦円満を加速させる女性をサポート♡ 夫婦間コミュニケーション・コーチ 木村グロースようこです。


同じ時に同じように悲しめることは必要か


結婚式の誓いなどで、

必ずと言っていいほど入ってる文言。


喜びは2倍に、悲しみは半分に


喜びが二倍になるのは、

確かにそうだなと思います。


ですが、

悲しい気持ちは

果たして半分こできるんでしょうか?



悲しむプロセスが違う

夫婦ふたりで親になる この望みが叶わない、 あるいは望みを絶たれてしまう。 夫婦が直面する試練の中で、 最も辛いもののひとつだと思います。 それは、


妻と夫で、 子供という対象の不在を

悲しむプロセスが違うから。

例えば私が、 流産で亡くした子供達を思い出して 涙する日もあれば、


夫が、 親戚の子供達と遊びながら 胸の痛みを感じる日もあります。

大切なのは、 自分が悲しい時に相手が悲しくなくても、 それはOKなんだと受け入れること。

それぞれに、

それぞれのタイミングがあり、 悲しみ方があります。

相手の心が癒えるように 何か行動を起こすのではなく、 相手の悲しみのプロセスを、 そばにいてしっかりと見届けること 大切だと思うんです。 悲しみを分かち合って 半分にできるのかどうか、 正直言って分かりません。 でもその悲しみの存在を

丸のまま認めてあげること

何よりも相手の支えになることを、 私達夫婦は実感しています。


夫婦で歩く道程には、 喜びも悲しみも必ずあります。 その両方が、

二人の絆を深めるために なくてはならない機会。



強くなれます。

夫婦ふたりでなら。









木村グロースようこ/Yoko Kimura-Gross


鳥取県出身。

2011年からドイツのベルリン在住。


ロシアでの日本語教師、翻訳者、外資系企業勤めを経て、

現在は夫婦間コミュニケーション・コーチとして

主に国際結婚をしている女性のサポートを行う。


二度の流産経験を経て

「子供のいない人生」の可能性に向き合う中で、

「自分の選択を正解にしていく生き方」がモットーになる。


独米二重国籍の夫とふたり暮らし。

夫婦共著のエッセイ本「Discovering You, Discovering Me」出版


Instagram:@oshidorifufu https://www.instagram.com/oshidorifufu/

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