Click and listen!
Show Note
皆さん、こんにちは。
FLOWをいつも聴いていただいているリスナーの方、お久しぶりです。
今回のエピソードから初めてお聴きいただく方、初めましてボレンズ真由美です。
私は現在、結婚18年のカナダ人の夫とドバイを拠点におき、年間の約半年を海外で転々とするノマドライフをしながら、オンラインで、子どものいない女性の人生に寄り添うライフコーチをしています。
前回のエピソードはから約4ヶ月ぶりのポッドキャスト配信です。
6月から長い夏休みに入って、ポルトガル、ニューヨーク、夫の実家であるカナダのトロントで約2ヶ月の夏休みを過ごして、ドバイに8月末に戻ってきました。
ドバイでは、連日40度を超える一年で一番暑いシーズンに、購入するマンション物件の内覧をしたり、溜まっていた大学のレポート提出などにおわれていて、あっという間に年末まで残り2ヶ月となってしまいました。
数ヶ月におよんだドバイでの物件探しは、私にとって夫婦二人が快適に暮らせて、将来投資物件にもなりそうなネスト(巣)を購入する「妻の任務」でした。(夫は収入を獲ってくるハンター)
この期間、FLOWの活動を少しお休みでして、学生とライフコーチの役割との両立に集中しながら、妻の任務を果たし、やっと今月その任務がやっと完了したんです! (購入しました!!この件は次のエピソードで )
さあ、またFLOWの活動を再開させよう! インスタも投稿しよう!
って思いつつも…
あれ? なんか発信にスイッチが入らない…
発信エンジンがかからない。
これって、もしかして燃え尽き症候群??
INDEX
今回のエピソードは
誰もが知っておくと予防できる燃え尽き症候群(バーンアウト)の症状と、ちょっと疲れた時に自宅でできるセルフコーチング術!
特にこんな方にお勧めのエピソードです。
新しいことを始めたけど、しんどくなってきた方
発信のネタが尽きて立ち止まっている方
とにかく何もやる気が起こらない方
知っておくことで得する、この燃え尽き症候群(バーンアウト)について、お話したいと思います。
燃え尽き症候群とはどんな症状?
1970年代にアメリカの心理学者によって定義された症状で、一般的に注目されるようになったのは、つい最近なんです。
元々は職業性ストレスとして、疲労感と精神的苦痛、膨大なタスクを任されて、それがこなせない焦りだったり、職場の人間関係だったりが原因で、「もう仕事行きたくない」『何もしたくない!』っていう状態まで追い詰められる、うつ状態の一つとして考えられていました。現在では、学校という環境でも起こりうるし、新しく始めたプロジェクトや起業など、何か打ち込んで頑張っていた意欲や緊張感が、ある時プツンと糸が切れたようになる状態です。
特に、SNSやYoutubeなどで定期的に情報発信してる方の約9割の人が、このBurnoutに陥って、途中でやめてしまうケースがあるみたいです。
特に、このポッドキャスト界も、コロナ感染が始まった2000年から一気に始める人が増えて、この2年くらい続けてきたんだけど、また元の生活に戻ったり、ポストコロナで新しい生活が始まったりで、今年に入って番組配信やめてしまう人が、海外でも多くみられてます。英語では『Podfade』と呼ばれているくらい、今フェイドアウトがすごく目立ちます。
フェイドアウトの原因はそれぞれあると思うんですが、
一つは「あれ?そもそもなんで始めたんだっけ?」に陥ってしまう方、
Why?という目的やビジョンが定まっていないと、こうなってしまう。
もう一つは、努力に見合った結果が出なかった場合とか、逆に大きな目標を達成したことで、それまでモチベーションを高く保っていた人が、突然意欲を失ってしまう状態、コレはまさにBurnoutが原因です。
具体的な症状として、日本では「日本版バーンアウト尺度」として定められているチェックリストがあるので、自分で調べられます。
ここでは、主な症状をここで少し紹介しておきます。
なかなか寝付けない・夜中に目が覚める・朝起きられない
仕事に行きたくない・仕事にとりかかるためのエネルギーが足りない
自分の仕事が他人の役に立っているとは思えない
アルコールの量が増える
イライラが募る
対人関係を避けるようになる
以前は楽しいと思っていたものが楽しいと思えない
体調を壊しやすく、どちらかというと不調が続く
人生に対して悲観的になる
誰もが落ち込んだ状態の時に経験するような症状ですが、その頻度が「よくある」または「いつもある」という方は、信頼できるカウンセラーに相談しましょう。
特に、Burnoutに陥りやすい人の特徴っていうのがあるんです!
バーンアウトなりやすい人の特徴とは?
真面目で努力家な人
コレということには熱心で行動に勢いがある人
「世のため、人のため」「私がやらなきゃ誰がやる?」の責任感や正義感が強い人
仕事や自分に対して理想が高い、完璧主義
仕事とプライベートの境界線があいまい(メリハリのないリモートワークなど)
みんなに気に入られたい人(=Noが言えないタイプ)
不妊治療終結後の燃え尽き症候群とは?
この症状、不妊治療終結後に陥入りやすい症状に似ています。
長い不妊治療を続けていると、自分が何も感じられない「無の状態」「麻痺の状態」っていうフェーズに入る方も多いんです。ずっと張り詰めていた緊張感や期待感がプツっときれる瞬間(糸がプツン)の後の、ぽっかり穴があいた空虚感や脱力感を感じる体験。これは
まさに燃え尽き症候群のような状態です。
厚生労働省のEーヘルスネットによると、Burnoutをこのように定義しています。
「それまでひとつの物事に没頭していた人が、心身の極度の疲労により燃え尽きたように意欲を失い、社会に適応できなくなること。
それまで意欲を持ってひとつのことに没頭していた人が、あたかも燃え尽きたかのように意欲をなくし、社会的に適応できなくなってしまう状態のことをいいます。
絶え間ない過度のストレスにより発生し、うつ病の一種とも考えられています。」
こんな気持ちになったことないですか? チェックしてみてください。
<不妊治療終結後の症状>
努力に見合った結果が得られず自信喪失または未来への期待喪失
その後、何も手に付かない、やる気がでない
薬でむくれたり、通常より太った自分の体に魅力も自信も感じない
パートナーとのセックスレス
存在意義や生きる意味、結婚の意味をとう
パートナーに対してイライラしたり、ジョークが笑えない
でもパートナーへの申し訳ない気持ち(自責の念)とワタシばっかり頑張って妊活してるという不公平さに怒り、が混ざり合う
家族で賑わう場所や騒音が気にさわる
友人と距離をおいて、なるべく家に独りでいたい
漠然とした不安に襲われたり、パニック状態になる
こういう状態が頻繁にある場合は、まず信頼できる友人やカウンセラーに話すことが大事だと思います。私も以前は、こういう時に「言葉にできない得体の知れない感情だから、どう話していいか、どういう反応が欲しいのかわからないから、話さない。心配かけたくない」という思いから、話さないことを選択してました。
現在、私はコーチとなり、同じように悩む女性の方と接していますが、うまく言葉にできなくても、少しづつ言語化したり、涙を流して、心から表出してあげることはとても重要だと体感しています。
1人で処理しようとしても、どうしても自分の思考や価値観だけで堂々巡りになったしまうので、自分と少し違う角度から物事を見たり、自分を客観的に見てあげるようにすると、悩みのタネが無くならなくても、小さくはなっていくと思います。
自宅でできる!再びエンジンかけるためのセルフコーチング術
症状を和らげる3つのヒントをお伝えしたいと思います。
何か始めたことに、突然やる気が起こらなくなったら、
①自分のコアバリューとWHYという原点に戻る
コアバリュー(core value)というのは、自分の軸となる「コレだけは譲れない価値観」です。人生で大事なこと沢山あるけど、その中にも「コレだけは妥協できない」という価値観が誰にでもあるはずです。
これが自分で分かっていれば、今の行動や決断が、そこからズレてないかが確認できる。
そして、もしずれているなら、原点に戻ってみる。自分のコアバリューでないことに執着している場合は、それに時間を潰すのはやめて、「許容範囲」にする。
などをしてみると気持ちが少し楽になって、優先順位がよくクリアになります。
同じく、あなたのWhy?(目的)を最初に明確に決めておくと、それがスタート地点となり、ちょっと見失った時に原点に戻理やすくなります。
SNSやポッドキャストで発信する上で大事なのは、「自分のため」であることだと思います。
人をどう助けられるかより、自分がどう感じられるか、どう感じたいのか。
それをまず大切にしないと、他人の意見や感想に振り回されてしまうし、休憩しようと思っても、罪悪感を感じたり、自分で自分にプレッシャーを与えてしまうことになります。
②マインドとボディを休む許可を自分に出す
しんどいと感じたら、一度休憩してもいい。
自分に許可を出してあげること大事です。
マインドとボディの休憩にできることは、
まず、Clear your mind
・瞑想
・アウトプットの時間を作る
例えば、人と話したり、日記やブログを書いてみる
・SNSから離れてみる (入ってくる情報のコントロール)
③とりあえずNOWに集中する
・美味しい、楽しい、心地いいの感情を噛み締める
・太陽の光を浴びる
・とりあえず体を動かす
これらすべてNOW(今)しか感じられないことですよね。
私はAtomic Habitsという書籍を読んで、インスパイアされた「Habit stacking」という方法を習慣に取りいれてます。
これはNLPにもよく用いられる習慣改善テクニックで、Habit stackingとは、毎日の数々の小さな動作をチェーン(鎖)のようにリンクさせて、行動を大きな習慣に変化させていく方法です。
私の場合、朝の行動チェーンは…
寝る前、携帯をベッドサイドに置かず窓の近くにおく ↓
朝、携帯のアラームが窓際で鳴る↓
窓のカーテンを開ける(メラトニン抑制)↓
光を浴びて、窓に向かってストレッチする (鬱予防)↓
振り返ってベッドを整える (気持ちのリセット)↓
パジャマから着替える (メリハリ作り)↓
リビングに出る (一日の開始)
ぜひ3つのヒントを参考に、年末までのエンジンしっかり補給してみてくださいね。
今回は夏休みを挟んで5ヶ月ぶりのポッドキャスト配信となりました。
どうぞ引き続き、ポッドキャストでもお楽しみください。
Show note
キーワード
#女性の選択 #40代 #50代 #子なし夫婦 #幸せな人生計画 #燃え尽き症候群 #バーンアウト #不妊治療終結後 #セルフコーチング #ドバイ #習慣
〜〜〜🏄♀️〜〜〜
子供のいない女性・夫婦に寄り添うNLPパーソナルコーチ𝑀𝑎𝑦𝑢𝑚𝑖
▶︎30分無料相談(ケミストリーコール)受付中
ご興味のある方は mayumi.b.coaching@gmail.com へEmailください📧
FLOW - Fulfilling Lives of Women
〜産まない産めない女性の幸せな人生計画
FLOWは周りや社会からの期待や固定観念から解放され、それぞれの状況に置かれた女性たちが自分らしい選択をし、人生を楽しく生きる、そんな女性の多様性やストーリーを応援するプラットフォームです。
様々な理由で子供のいない既婚女性、アラフォー独身女性、または不妊治療で悩む親友や姉妹をお持ちの方など、FLOWでは貴女の声をお待ちしています。
番組へのご意見・感想・コメントは↓下コメント欄にてお待ちしています。
Comments