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執筆者の写真FLOW JAPAN

062_対談_不妊と向き合ったからこそわかったこと with 永森咲希さん

更新日:2023年4月30日



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皆さん、こんにちは。

FLOWをいつも聴いていただいているリスナーの方、ありがとうございます。


今回のエピソードから初めてお聴きいただく方、初めましてボレンズ真由美です。 

私は現在、結婚17年のカナダ人の夫とドバイを拠点におき、年間の約半年を海外で転々とするノマドライフをしながら、オンラインで、子どものいない女性の人生に寄り添うライフコーチをしています。


前回のエピソードはバリ島からお届けしましたが、

今回のエピソードはタイのバンコクよりお届けしています。(暑いです!!)



INDEX



 

ゲストのご紹介


今回のゲストは永森咲希さん。

私にとってもメンターのような存在の素敵な女性で、声を聴いていただくだけで、すぐ伝わると思うんですが、彼女は本当に、人を心地よくさせ、「大丈夫よ」と暖かく包んでくれるような存在です。 


永森さんは、一般社団法人MoLive(モリーブ)の代表をされていて、現在50代後半。

2000年初期ごろに高度不妊治療が日本でだんだん周知されてきた時代に、6年間という年月を妊活に費やされました。

私と同じく、最終的に我が子を手に抱くことはできませんでしたが、何年も希望と落胆を繰り返しながら、自分のカラダや夫婦関係としっかり向き合った経験は、今の永森さんの活動にも繋がっています。


永森さんは2014年にモリーブを立ち上げられ、妊活、不妊にまつわる男女の悩みに

寄り添うサポート事業をされています。


*詳細は各リンクをクリックしてください


前回のエピソード5960にゲストとして登場いただいた男性不妊当事者の寺山さんを紹介頂いたのも、永森さんです。


また、彼女は同じ年の2014年に、ご自身の体験をもとにした本「三色のキャラメル」を出版されています。今回は、その本のサブタイトル「不妊と向き合ったからこそ分かったこと」をお借りして、私たちの一歩先ゆくロールモデルのような永森サキさんの過去、今、未来について、前編、後編に分けてインタビューさせて頂いています。


プロフィール詳細を見る



 

今回のエピソードは


まだ妊活を考えていない20代から、高齢出産を考えている40代まで、幅広く聴いていただきたいエピソードです。高校生、大学生のお子さんを持つママにもぜひ!!


また、こんな方にも何かを感じとっていただけそうなエピソードです

  • 現在不妊治療中で、精神的にしんどさを感じている方

  • 不妊治療のやめどきが分からず、なんとなく諦らめられない方


 

Mayumiが不妊と向き合ったからこそわかったこと


永森さんとの出会いは、モリーブのホームページでの「海外での不妊治療〜体験者コラム」への寄稿でした。

以前より何度か私は、メディアでインタビューを受けたことがありましたが、今回は初めて自分主体で、自分の感じたことをそのまま文字にしたものです。

(編集はしていただきましたよ)


そこで、今回のタイトル「不妊と向き合ったからこそ分かったこと」として、コラムの一部を、ご紹介したいと思います。


 



人生頑張れば思いどおりになると信じていた私、

誰よりも完璧主義だった私、

その私が不妊と向き合ったことで「自分の弱さを認める強さ」を得ることができました。


そして、その自分の弱さを許してあげることが、想定していなかった子どものいない未来を構築していく上で、一番大切なステップだと気づいたのです。



今、振り返って、完璧主義者だった私自身に伝えたいことが4つあります。

もしこの言葉が、あの時の私と同じように、今もがいている誰かに届けば、

という思いを込めて…


1.「自分の努力やコントロールではどうにもならないこともある」

完璧主義者は誰よりも頑張り屋さんで負けず嫌い。

だから努力さえすれば手に入ると思い込んでしまう。

でも世の中には、自分の努力ではどうしても変えられないことがある。

「そこに見切りをつけて、執着を手放すことも勇気なんだよ」と過去の私に伝えたい。


2.“Imperfections are your beauty”

「完璧でない部分もあなたの美しさ」

日本の伝統技術【金継ぎ】のように、傷が見えないように隠すのではなく、割れた部分を金で繋ぎ合わせて、あえてその傷を見せることで、新たな美しさや価値を見出せる。

その傷は唯一無二で、それをどう見るかは、あなた次第で変わる。

不完全でも美しい、不完全だから人間らしい価値がある。

そう感じられる「金継ぎマインド」を持ってほしい。


3.「白黒つけなくていい」

立ち止まるか前に進むか、産まないのか産めないのか、幸せなのか不幸なのか、

白黒で物事を見なくてもいい。

決断しても気持ちが揺らぐことだってある。

感情も選択もグラデーションでいい

流れに逆らうことなく、身を任せていれば、必ずいつか自分の納得いく生き方が見つかる


4.「いつかそのレジリエンスは人を助けるコンパッションに変わる」

あなたのいいところは、それでも立ち上がろうとする力「レジリエンス」。

それがいつか、まだ立ち上がれない人を助ける力「コンパッション」に変わる。

レジリエンスとコンパッションーその二つが近い未来、あなたに勇気と希望を与えてくれるからね。






永森さんとの対談インタビュー前編は、どうぞポッドキャストでお楽しみください。

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キーワード

#女性の選択 #40代 #50代 #子なし夫婦 #幸せな人生計画 #流産 

#ふたり家族 #不妊治療 #ロールモデル #ヘルスリテラシー #レジリエンス 

#金継ぎマインド


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