FLOW JAPAN
062_対談_不妊と向き合ったからこそわかったこと with 永森咲希さん
更新日:4月30日

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Show Note
1.子どもが授からなかった背景
37歳から6年間の不妊治療・流産体験
治療中、二つの辛かったこと
喪失感から生まれた本『三色のキャラメル〜 不妊と向き合ったからこそわかったこと』
養子縁組を諦めた本当の理由
2.時代が変わっても、変わらない不妊にまつわる悩みとは
妊孕期、卵子の老化があること知っておきたかった
不妊治療すれば妊娠できると思ってた
治療と仕事の両立をどうしたらいいか分からない
不妊治療がやめられない
男性にも不妊の原因があるとは知らなかった
3.学生に伝えていきたいこと
生殖に関するヘルスリテラシー
妊娠適齢期とキャリア形成
生き方の多様性と選択肢
4.MoLiveの活動
茶話会(わかち合いの会)4つのテーマ
MoLiveオンライン相談室『ハナセルフ』
一般社団法人を立ち上げたきっかけ
5.「諦める」ってダメなこと?
「明らめる」(物事を明らかにする)と解釈する
執着からどう自分を解放するか
6. Mayumiが不妊と向き合ったからこそわかったこと
1.「自分の努力やコントロールではどうにもならないこともある」
2. “Imperfections are your beauty”「完璧でない部分もあなたの美しさ」
3.「白黒つけなくていい」
4.「いつかそのレジリエンスは人を助けるコンパッションに変わる」
皆さん、こんにちは。
FLOWをいつも聴いていただいているリスナーの方、ありがとうございます。
今回のエピソードから初めてお聴きいただく方、初めましてボレンズ真由美です。
私は現在、結婚17年のカナダ人の夫とドバイを拠点におき、年間の約半年を海外で転々とするノマドライフをしながら、オンラインで、子どものいない女性の人生に寄り添うライフコーチをしています。
前回のエピソードはバリ島からお届けしましたが、
今回のエピソードはタイのバンコクよりお届けしています。(暑いです!!)
INDEX
ゲストのご紹介
今回のゲストは永森咲希さん。
私にとってもメンターのような存在の素敵な女性で、声を聴いていただくだけで、すぐ伝わると思うんですが、彼女は本当に、人を心地よくさせ、「大丈夫よ」と暖かく包んでくれるような存在です。
永森さんは、一般社団法人MoLive(モリーブ)の代表をされていて、現在50代後半。
2000年初期ごろに高度不妊治療が日本でだんだん周知されてきた時代に、6年間という年月を妊活に費やされました。
私と同じく、最終的に我が子を手に抱くことはできませんでしたが、何年も希望と落胆を繰り返しながら、自分のカラダや夫婦関係としっかり向き合った経験は、今の永森さんの活動にも繋がっています。
永森さんは2014年にモリーブを立ち上げられ、妊活、不妊にまつわる男女の悩みに
寄り添うサポート事業をされています。
*詳細は各リンクをクリックしてください
前回のエピソード59と60にゲストとして登場いただいた男性不妊当事者の寺山さんを紹介頂いたのも、永森さんです。
また、彼女は同じ年の2014年に、ご自身の体験をもとにした本「三色のキャラメル」を出版されています。今回は、その本のサブタイトル「不妊と向き合ったからこそ分かったこと」をお借りして、私たちの一歩先ゆくロールモデルのような永森サキさんの過去、今、未来について、前編、後編に分けてインタビューさせて頂いています。
プロフィール詳細を見る
永森咲希さん
東京出身 50代後半
一般社団法人MoLive(モリーブ)・オフィス永森代表。
総合商社の経験を経て、外資系メーカーの経営部門に従事。
6年間の不妊治療を経験し、不妊治療中に退職。最終的に子どもをあきらめる。
2014 年に自身の体験をもとにした「三色のキャラメル」(文芸社)を出版。同時に一般社団法人MoLive(モリーブ)を設立。
以来当事者へのサポートに従事。2022年からは教育機関・企業・医療とも連携しながら、妊活・不妊を取り巻く社会課題に取り組む。
今回のエピソードは
まだ妊活を考えていない20代から、高齢出産を考えている40代まで、幅広く聴いていただきたいエピソードです。高校生、大学生のお子さんを持つママにもぜひ!!
また、こんな方にも何かを感じとっていただけそうなエピソードです
現在不妊治療中で、精神的にしんどさを感じている方
不妊治療のやめどきが分からず、なんとなく諦らめられない方
Mayumiが不妊と向き合ったからこそわかったこと
永森さんとの出会いは、モリーブのホームページでの「海外での不妊治療〜体験者コラム」への寄稿でした。
以前より何度か私は、メディアでインタビューを受けたことがありましたが、今回は初めて自分主体で、自分の感じたことをそのまま文字にしたものです。
(編集はしていただきましたよ)
そこで、今回のタイトル「不妊と向き合ったからこそ分かったこと」として、コラムの一部を、ご紹介したいと思います。
人生頑張れば思いどおりになると信じていた私、
誰よりも完璧主義だった私、
その私が不妊と向き合ったことで「自分の弱さを認める強さ」を得ることができました。
そして、その自分の弱さを許してあげることが、想定していなかった子どものいない未来を構築していく上で、一番大切なステップだと気づいたのです。
今、振り返って、完璧主義者だった私自身に伝えたいことが4つあります。
もしこの言葉が、あの時の私と同じように、今もがいている誰かに届けば、
という思いを込めて…
1.「自分の努力やコントロールではどうにもならないこともある」
完璧主義者は誰よりも頑張り屋さんで負けず嫌い。
だから努力さえすれば手に入ると思い込んでしまう。
でも世の中には、自分の努力ではどうしても変えられないことがある。
「そこに見切りをつけて、執着を手放すことも勇気なんだよ」と過去の私に伝えたい。
2.“Imperfections are your beauty”
「完璧でない部分もあなたの美しさ」。
日本の伝統技術【金継ぎ】のように、傷が見えないように隠すのではなく、割れた部分を金で繋ぎ合わせて、あえてその傷を見せることで、新たな美しさや価値を見出せる。
その傷は唯一無二で、それをどう見るかは、あなた次第で変わる。
不完全でも美しい、不完全だから人間らしい価値がある。
そう感じられる「金継ぎマインド」を持ってほしい。
3.「白黒つけなくていい」
立ち止まるか前に進むか、産まないのか産めないのか、幸せなのか不幸なのか、
白黒で物事を見なくてもいい。
決断しても気持ちが揺らぐことだってある。
感情も選択もグラデーションでいい。
流れに逆らうことなく、身を任せていれば、必ずいつか自分の納得いく生き方が見つかる。
4.「いつかそのレジリエンスは人を助けるコンパッションに変わる」
あなたのいいところは、それでも立ち上がろうとする力「レジリエンス」。
それがいつか、まだ立ち上がれない人を助ける力「コンパッション」に変わる。
レジリエンスとコンパッションーその二つが近い未来、あなたに勇気と希望を与えてくれるからね。
永森さんとの対談インタビュー前編は、どうぞポッドキャストでお楽しみください。
Show note
1.子どもが授からなかった背景
37歳から6年間の不妊治療・流産体験
治療中、二つの辛かったこと
喪失感から生まれた本『三色のキャラメル〜 不妊と向き合ったからこそわかったこと』
養子縁組を諦めた本当の理由
2.時代が変わっても変わらない、不妊にまつわる悩みとは
妊孕期、卵子の老化があること知っておきたかった
不妊治療すれば妊娠できると思ってた
治療と仕事の両立をどうしたらいいか分からない
不妊治療がやめられない
男性にも不妊の原因があるとは知らなかった
3.学生に伝えていきたいこと
生殖に関するヘルスリテラシー
妊娠適齢期とキャリア形成
生き方の多様性と選択肢
4.MoLiveの活動
茶話会(わかち合いの会)4つのテーマ
MoLiveオンライン相談室『ハナセルフ』
一般社団法人を立ち上げたきっかけ
5.「諦める」ってダメなこと?
「明らめる」(物事を明らかにする)と解釈する
執着からどう自分を解放するか
6. Mayumiが不妊と向き合ったからこそわかったこと
1.「自分の努力やコントロールではどうにもならないこともある」
2. “Imperfections are your beauty”「完璧でない部分もあなたの美しさ」
3.「白黒つけなくていい」
4.「いつかそのレジリエンスは人を助けるコンパッションに変わる」
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