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執筆者の写真FLOW JAPAN

060_対談_精子提供で家族をつくる with 寺山竜生さん



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1.精子提供による非配偶者間人工授精(AID)とは

  日本と海外の違いなど


2.ルーティン化する治療の中で「おいてけぼり」になる夫

  夫としてやればよかったこと、やってよかったこと


3.台湾での体外受精へステップアップ

  • なぜ台湾を選んだか

  • 海外の精子バンク実情

  • 実際の費用は?

  • 言葉、文化の壁は?

4.産まれてからがスタート

  • 親や親族の反応

  • 見知らぬ人からの「お母さん似ですね!」への反応

  • 子どもへの真実告知について

5.AID当事者支援会の活動

  • 無精子症と診断されてからの当事者ケア

  • AID情報提供

  • 子どもへの真実告知

  • なぜ支援会を立ち上げようと思ったのか


”このカラダに生まれたことに、今、感謝してるんです。

このカラダにせっかく生まれたんで、

このカラダならではの恩返しを

社会、世間にしたいんです。”


6.AIDに挑むために知っておくべき4段階ステージ


第1段階

無精子症の自分を受け入れ、許す


第2段階

子どもがいる人生いない人生について、夫婦でしっかり考え話し合う


第3段階 選択する

・治療の方法と病院(国内か海外か)

・妻の仕事との両立

・金銭面

・諦めるタイミング  など


第4段階

子どもが産まれてからがスタート!

・子どもへの真実告知(いつから、どのように)

・親族、学校関係者への告知

・親としての子どもとの関わり など



”まず第一段階として、

しっかり(自分が)無精子症を受け入れて、

そのカラダを許してあげて、

胸を張れるようになることが大事です。

そうしないと、子どもができても、

子どもにそれを伝えられることができなくなるんですよね”



<ゲストプロフィール>

寺山竜生さん

東京都在住、40代後半。一般社団法人 AID当事者支援会 代表理事。

無精子症と診断され、心のプロセスや夫婦での話合いを経て、提供精子で子どもを授かる。経験を通して、当事者と共に考え、親の不安・子どもの悩みを解決していく組織「AID当事者支援会」を設立。これまでに延べ1,000人以上の方に男性不妊の受容の仕方、夫婦での話合いの方法、告知に向けた準備などを講演。さらに、AIDで授かった子どもを育てる家族同士の定期的な交流会などの支援活動を実施している。


ウェブサイト:https://tane-hana.com/





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